Château Cransac Fronton Privilège Rouge 2018

生産者情報

17世紀まで歴史をさかのぼることができるシャトー・クランサック。以前はフロントンの協同組合に生産を委ねていましたが、2001年にオーナーがシャトーを買い戻し、2004年より新たに新設したカーヴで元詰をスタート。醸造の際に発生する二酸化炭素を利用するエコロジーなガニメドタンクを使用し、ソフトなタンニンとアロマの豊かさが生まれ、クランサックのワインには以前に増して洗練さが加わりました。現在40ヘクタールの畑を所有。徹底した減農薬農法を行っています。フロントンを代表する品種ネグレットはすみれの花やカシスなどのフルーツたっぷりの味わいでかすかに野性的なフレーヴァーを持ちます。地方に吹くオータンというからっ風が湿度に弱いネグレットの腐敗を防ぎ、ブドウの完熟を助け健全なブドウが育ちます。

wine

平均樹齢30年、ステンレスタンクのみ。ネグレットを6割使用することで品種本来の個性が分かり易く表現されています。透明感のあるミディアボディのきれいな軽やかさ、中程度のタンニンのボリュームがあり、伸びやかな酸と柔らかな果実味。年間を通して楽しめる、上品な軽やかさが魅力で和食との相性も抜群です。