Domaine Barge Côte-Rôtie Côte Brune 2013

生産者情報

コート・ロティで初めて瓶詰を行った生産者としても知られ、1860年創業以来のワイン造りの伝統を忠実に守り続けるバルジュ。コート・ロティの各テロワールの個性が如実にワインに表現出来るよう、化学肥料や除草剤は不使用、限りなくビオロジックに近い栽培方法を採用しています。バルジュではアルコール発酵前のコールド・マセラシオンやピジャージュ、ルモンタージュのような手法は使わず、ステンレスタンク内に引っかけた網のような蓋でゆっくりと果帽を液体に沈め色素やタンニンを優しく抽出、天然酵母のみで醸造します。赤ワインの熟成には600リットル入りの樽を使用し、12～24ヶ月間の熟成中に澱引きを3～4回行うのみで、清澄も濾過もなく瓶詰し心に染み入るような、滋味あふれるワインが生み出されます。

wine

1950年から所有する1ヘクタールの貴重な畑から5,000～6,000本のみ生産。多くは1976年に植えられたシラーですが、一部1952から53年植樹のものを含みます。ミカシスト（雲母片岩）と呼ばれるコート・ブリュンの特徴的な土壌で酸化鉄を多く含みます。”ダークフルーツのなかにゴージャスなミネラル感、スモークハーブや野生のハーブ、そしてオリーヴのタプナードのニュアンス。ミディアムプラスのボディのコート・ロティで中盤の見事なテクスチャー、甘いタンニンのストラクチャーがフィニッシュを彩る” - ワイン・アドヴォケイト（ジェブ・ダンナック）92/100

栽培・醸造

80%除梗、ステンレスタンクでアルコール発酵、600Lと228Lの樽で36ヶ月間熟成。38hl/ha。