Domaine Loew Alsace Les Premières Vendanges de Marguerite 2021

生産者情報

1996年からエティエンヌ・ローヴが運営する、アルザス北端ヴェストーフェン村にあるドメーヌ。アルザスのワイン栽培の中心から離れていながら、彼の一貫した品質とレベルの高さに注目が集まっています。100%ビオディナミで栽培を行い2012ヴィンテージからデメテールによる認証を取得、丹念な畑仕事で得たブドウはカーヴでシンプルかつ丁寧に醸造され、非常にクリーンな味わいでエキス豊かなワインが生まれます。ヴェストーフェンは周囲を森や丘に囲まれた盆地状の地形をなし、温暖かつ乾燥した気候で8月から9月にかけては特に豊富な日照に恵まれブドウが良く熟す理想的な環境。赤や黒のマールやムシェルカルクという石灰化した貝を含んだ石などバラエティーに富む土壌がローヴのワインに多様性と奥行きを与えています。

wine

アルザスではローヴを含め4つのドメーヌのみが栽培しているという赤い果皮を持つシルヴァネール・ルージュ。失われかけていた固有品種ですが、セレクション・マッサルという株の優良選抜によって復活、アルザスのAOCでは認められていなかったものの、生産者たちの熱い熱意と行動によって認可に至りました。　　　　　　　　　　ローヴのナチュール・シリーズの一つで、無清澄、ノンフィルター、亜硫酸無添加のロゼ。年間500本ほどしか生産していない貴重なものです。ザクロ、ルビー色をした明るくクリアな外観、火を通したイチゴ、赤スグリ、チェリーの香りが立ち上り皮のないアーモンドやフレッシュなザクロのような風味も。2006年、次女マルグリットの誕生を祝うと同時に初めて収穫を行い造り始めたロゼ。しっかりと収量を落とし、熟させて収穫、濃いめの色あいで柔和な口当たり、旨味を感じさせます

栽培・醸造

天然酵母のみで発酵、クリアな果汁はステンレスタンクで醸造・熟成を経て、ビオディナミカレンダーの花の日に瓶詰します。