Domaine Taupenot-Merme
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Languedoc-Roussillon
- Château de Rieux シャトー・ド・リュー
- Château Champ des Sœurs シャトー・シャン・デ・スール
- Clos de L'Anhel クロ・ド・ラネル
- Abbotts & Delaunay アボッツ・エ・ドロネイ
- Maison Antech メゾン・アンテッシュ
- Château Rives-Blanques シャトー・リヴ・ブランク
- Ermitage du Pic Saint Loup エルミタージュ・デュ・ピック・サン・ルー
- Mas Cal Demoura マス・カル・デムラ
- Borie la Vitarèle ボリー・ラ・ヴィタレル
- Domaine de Petit Roubié ドメーヌ・ド・プティ・ルビエ
- Preignes le Vieux プレーニュ・ル・ヴィユ
- Mas Baux マス・ボー
- Domaine de la Rectorie ドメーヌ・ド・ラ・レクトリー
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Vallée du Rhône
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Provence
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Bourgogne/Beaujolais
- Château de Fleys シャトー・ド・フレイ
- Domaine Taupenot-Merme ドメーヌ・トプノ・メルム
- Domaine Rollin Père et Fils ドメーヌ・ロラン・ペール・エ・フィス
- Domaine Bernard Millot ドメーヌ・ベルナール・ミヨ
- Domaine Morey-Coffinet ドメーヌ・モレ・コフィネ
- Domaine Françoise et Denis Clair ドメーヌ・フランソワーズ・エ・ドニ・クレール
- Domaine Regnard ドメーヌ・ルニャール
- Domaine Jean-Baptiste Ponsot ドメーヌ・ジャン・バティスト・ポンソ
- Domaine Roger Lassarat ドメーヌ・ロジェ・ラサラ
- Domaine de Saint-Ennemond ドメーヌ・ド・サン・テヌモン
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Sud-ouest
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Bordeaux
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Vallée de la Loire
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Alsace
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Champagne
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Bretagne
ドメーヌ・トプノ・メルム
「名声などいらない、テロワールらしさがすべて」
ブルゴーニュ、モレ・サン・ドニのドメーヌ・トプノ・メルムの9代目、ロマンとヴィルジニー・トプノによるワイン。今世界中の愛好家がかつてのドメーヌの姿ではないことに気付き世界の輸入業者もドメーヌのアロケーション獲得に奔走しています。
栽培を担当する兄のロマン・トプノがドメーヌに戻ったのは1998年。ボーヌの学校で栽培を学び、父のジャンに付いて経験を積み、2001ヴィンテージからはロマンが栽培・醸造の責任を負っています。家業を受け継ぐと同時にビオロジック栽培をスタート、ブドウの品質を最重要視し、添加物を使わず自然な方法でワイン造りを行うことに力を注いできました。品質は飛躍的に向上、2006年からは海外への販路拡大に力を注ぎ、当時ほぼゼロに近かった輸出量は今では90%を占めるほどになりトプノの世界的な人気を裏付けています。
13ヘクタールの畑からは、シャルム・シャンベルタン、マゾワイエール・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー1級のレ・コンブ・ドルヴォーなど、ドメーヌを代表するワインが生み出されます。平均樹齢は35年、古いもので60年以上です。手摘みによる収穫と厳しい選別、すべてのキュヴェは100%除梗し醸造、温度管理機能付きのタンクで4、5日間冷却します(12-13℃)。天然酵母のみ使用し2~3週間醸造。新樽使用はヴィラージュとプルミエで20~30%、グランクリュでも40%ほどです。ピノ・ノワールの本来の個性を繊細でエレガントなものと捉えるトプノ・メルムのワインは、各パーセルごとのテロワールの性格を繊細で純粋に、かつ個性的に表しています。
ワイン造りにおけるあなたのポリシーは?
「僕は、好奇心が強くて新しいテクノロジーにも興味を持っているけれど、流行とともに自分を変えるような人間ではない。例えば、ブルゴーニュでは全房で醸造することが流行りになっているけれど、僕は基本的に除梗する。全てのゴールは各クリマとヴィンテージを最大に純粋に表現した、透明感がありエレガントなワインを造る事。それだけが全て。確かに茎を入れることでフレッシュ感は備わるけれど、同時に青さを出してしまう可能性を忘れてはいけない。全房で仕込むことだけが複雑味を出すわけではないんだ。テクノロジーに頼ったワインが多い今、とにかく介入なし、酵素なし、添加物なし、が僕のポリシーさ。だから僕にとっての一番の褒め言葉は、ワインを造った人間がどうこうではなくって、アペラシオンの個性が良く出ている、と言ってもらえること。醸造家のスタイルはテロワールの表現の影にとどまるのみ・・・これは永遠の追求テーマだね」(ロマン・トプノ)