Domaine Roger Pabiot et ses Fils Pouilly-Fumé Cuvée Silex 2022
ドメーヌ・ロジェ・パビオ・エ・セ・フィス プイイ・フュメ・キュヴェ・シレックス
畑に転がる火打石(シレックス)の華やかな風味
生産者情報
19世紀にギュスターヴ・パビオによって創設された家族経営の小さなドメーヌ、ロジェ・パビオ。ベルナールとジェラールの兄弟が父ロジェから受け継いだドメーヌは現在は5代目、ブルゴーニュとスイスで経験を積んだ女性ヴィニュロンのポリーヌが運営を担います。22ヘクタールの畑は砂質土壌から火打石を含む粘土質土壌、キンメリジャンの粘土石灰質、石灰分の強い土壌まで幅広く、なかには樹齢100年を超える木も存在します。
テロワールのより良い表現を追い求め、リュット・レゾネ(減農薬)で栽培、環境への配慮も欠かしません。2017年からは様々な植物を畑に植えることで土壌の活性化を試みています。
wine
Boisgibaultのコミューンにあるリュー・ディBeauregardの1.7ヘクタールの畑から生まれる単一畑キュヴェ。ロワール川に突き出した小高い丘、平均樹齢は30年。火打石がごろごろと転がる土壌で南向きの畑、石が日中の熱をため込み夜間もブドウの成熟を促します。
ラベルに描かれた石は先史時代の人々が掘り残したシストの石。ドメーヌのテイスティングルームにはポーリーヌの父ベルナールが集めた見事な石のコレクションがあり、シストもたくさん集められています。
品種特有の青さのある清々しい香りと白い花、火打石のミネラリーな香りが混ざり合ったストレートなアロマ、グレープフルーツのような白いフルーツの滑らかな質感、生き生きとした美しく伸びやかな酸とやはり鉱物的なミネラル感と塩味が全体を引き締める、コトー・デ・ジラルムと対照的な個性を持ったプイィ・フュメ。
栽培・醸造
醸造についてのポーリーヌの方針はソーヴィニョン・ブランの特有のアロマを失わないために、天然酵母に加え、培養酵母を加えること。SO2も最終的な量を最小限にするため、醸造中の添加分をできる限り少なく抑えています。
ぶどう品種 | ソーヴィニョン・ブラン100% |
---|---|
サイズ | 750ML |
タイプ | 白ワイン |
生産者 | Domaine Roger Pabiot et ses Fils |
生産地域 | VALLÉE DE LA LOIRE |