Domaine de Gour de Chaulé Gigondas Cuvée Tradition 2022
ドメーヌ デュ グール ド ショレ ジゴンダス キュヴェ トラディション
1900年から始まり、女性が守り続けるドメーヌ
生産者情報
1970年から3代にわたって女性が支えてきたドメーヌを、現在は5代目のポール・フモゾが運営しています。所有する畑は全部で10ヘクタール、23の区画はそれぞれテロワールや日当たりが異なる粘土砂質土壌。この多様なテロワールの組み合わせがワインに得も言われぬアロマや奥行きをもたらしています。平均樹齢は55年以上、古いものは100年以上に及びます。果梗や種までしっかりと熟したのを待って収穫、コンクリートタンクで醸造、フードルと呼ばれる大樽で12ヶ月、その後12ヶ月タンクでの熟成を経て瓶詰めされます。テロワールの個性と本来のジゴンダスらしさを追い求め、ピュアな果実味をマスキングしないためにも新樽の使用は必要でないと言い切ります。
wine
粘土砂質土壌の柔らかさが手に取るようにわかるジゴンダス。石灰土壌から生まれるジゴンダスとは全く異なる味わい。温暖化も影響し、毎年のように暑い夏が続いていますが、ジゴンダスが持つミクロクリマの影響でじっくりと熟したブドウが豊かな果実感と爽やかさを表現しています。
記録的な年と言われる2022年。高温と少ない降水量に特徴づけられました。フランスの観測史上3番目に暑く乾燥した春。寒い冬の影響で近年と比較して少し遅めの芽吹きだったことが幸いし、2021年のような霜害もなく、理想的な気候条件の下開花を迎えることが出来、その後の花ぶるいもほとんど見られませんでした。1月~8月の降水量は例年の1/4程と非常に乾燥した状態が続いて大きな不安を抱くものの、8月14日の奇跡的な雷雨の後は、続く降雨によってブドウは順調に回復。果汁をしっかりと蓄えた後、成熟に至りました。特に、乾燥に耐えた古樹の果粒の膨らみは顕著でした。2021年よりも10日程早くヴェレゾンを迎え、9月12日にスタートした手摘みでの収穫は10月1日に終了。通常は早熟なシラーですが、2022年はグルナッシュとの成熟差は無く、収穫時期の連続した降雨もむしろ好影響を与えて両ブドウとも健全な状態でした。ドメーヌらしさを踏襲しながら3~4週間かけてゆっくりと醸造。抽出に関してはより繊細で軽やかなアプローチを心がけ、彼らが<cocottes(ココット)>と呼ぶ、果帽をゆっくりとジュースに沈めて浸漬させる方法を多く取り入れることで、シルキーなタンニンを得つつ、ピノ・ノワールのようなエレガントでフレッシュなグルナッシュに仕上げることに注力しました。
ポールのフィロゾフィーが詰まった2つ目のミレジムです。
栽培・醸造
手摘みで収穫、選別を厳しく行い除梗はしません。温度管理機能の付いたコンクリートタンクでマセラシオン、アルコール発酵。天然酵母のみを使用し、朝と夜こまめにチェックを繰り返します。発酵は3週間にわたり、ルモンタージュとデレスタージュ(発酵中に液体の部分のみを数時間他のタンクに移し、残った果皮や種がその間空気に触れることにより色素やタンニンがより抽出されるようにする作業)、テイスティングを繰り返します。その後別の樽に移し替え、マロラクティック発酵と澱引きを終え初めてアッサンブラージュされます。熟成はフードルと呼ばれる大樽で12ヶ月間、そしてその後再び12ヶ月間今度はタンクで熟成を経て、瓶詰されます(清澄なし、ノンフィルター)。
| ぶどう品種 | グルナッシュ80% シラー サンソー ムールヴェードル |
|---|---|
| サイズ | 750ML |
| タイプ | 赤ワイン |
| 生産者 | Domaine de Gour de Chaulé |
| 生産地域 | VALLÉE DU RHÔNE |