Domaine Loew Alsace Pinot Gris Bruderbach Clos Marienberg 2017
ドメーヌ・ローヴ アルザス・ピノ・グリ・ブルーダーバッハ・クロ・マリエンベルグ
生産者情報
1996年からエティエンヌ・ローヴが運営する、アルザス北端ヴェストーフェン村にあるドメーヌ。アルザスのワイン栽培の中心から離れていながら、彼の一貫した品質とレベルの高さに注目が集まっています。100%ビオディナミで栽培を行い2012ヴィンテージからデメテールによる認証を取得、丹念な畑仕事で得たブドウはカーヴでシンプルかつ丁寧に醸造され、非常にクリーンな味わいでエキス豊かなワインが生まれます。ヴェストーフェンは周囲を森や丘に囲まれた盆地状の地形をなし、温暖かつ乾燥した気候で8月から9月にかけては特に豊富な日照に恵まれブドウが良く熟す理想的な環境。赤や黒のマールやムシェルカルクという石灰化した貝を含んだ石などバラエティーに富む土壌がローヴのワインに多様性と奥行きを与えています。
wine
ブルーダーバッハの丘はヴェストーフェン村の北西、南向きの丘でローマ時代からブドウ栽培が行われていた由緒ある場所。ローヴのラベルにあるグラスを持ったおじいさんは弟子たちとともに修道生活を送りながらワインを造っていた隠修士クロース。彼はブルーダーバッハのテロワールの素晴らしさを悟り1260年に初めて栽培とワイン造りに関するルールを作成、品質の向上を図った人物です。ヴェストーフェン村の西、粘土砂岩質の土壌からなる真南を向くブルーダーバッハの丘は豊富な日照量に恵まれ果実のボリュームがしっかりと感じられます。フルーツのピュアな味わいを生かすためステンレスタンクのみで醸造、熟成。パン・デピス、蜂蜜、アプリコットの濃厚な風味と長い余韻が魅力。フォワグラやクリームソースの肉料理、ガストロノミックなお料理とも十分に合わせられる恰幅の良さがありますが、伸びやかな酸のおかげでべたついた印象はなく、余韻はみずみずしく爽やかです。
栽培・醸造
手摘みで丹念に収穫、ゆっくり時間をかけて圧搾、天然酵母のみで発酵、クリアな果汁は、樽で醸造・熟成(一部は大樽で)を経て、ビオディナミカレンダーの花の日に瓶詰します。
ぶどう品種 | ピノ・ぐり |
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タイプ | 白ワイン |
生産者 | Domaine Loew |
生産地域 | ALSACE |