Château Rives-Blanques Limoux Cuvée Occitania 2021
シャトー・リヴ・ブランク リムー・オクシタニア
モーザックのスティルワインの先駆け的存在
生産者情報
リムーで最も標高の高い350メートルの場所から遠く望むピレネーの頂の一つがリヴ・ブランクと呼ばれることから名付けられたドメーヌ。アイルランド人のカリルとオランダ人のヤン・パンマンがオーナーとなって以降多くが改善されました。リヴ・ブランクの畑は非常に長い間厳格なリュット・レゾネで管理されており、野生動物や植物の宝庫です。土壌は氷河によって運搬されたモレーンと呼ばれる岩屑の層に小石や粘土が堆積した土壌。地中海と大西洋の二つの気候が交わるこの場所は適度な雨量と日照に恵まれ、標高の高さからリヴ・ブランクの畑の収穫はほかの地域に比べ約3週間遅く始まります。リムーは法律により手摘みによる収穫と、フランスで唯一樽での発酵と熟成が義務付けられています。
wine
豊かな酸味を備えたモーザックはブランケットをはじめとするスパークリングワインに適した品種として知られており、スティルワインとして醸造するには難しい品種とされてきました。誰もこの品種をスティル・ワインにすることなど想像だにしなかったのですが、古くからある品種を守りたいという思いと、新しいことにチャレンジしたいという彼らの熱意でキュヴェ・オクシタニアが生まれたのです。 ファースト・ヴィンテージは商品として売ることはあきらめたものの、2年目になって、ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス(フランスのワイン専門誌)の著名なライター、アントワーヌ・ジェルベルがやってきて、このキュヴェを造り続けた方がいいと助言。そして同じ年、今度はサザビーズのワイン百科事典の中でイギリスの著名なライター、トム・スティーヴンソンが「どうしてリムーの生産者は皆、このキュヴェを造らないんだ?」とまで書いています。
栽培・醸造
オクシタニア用の区画はドメーヌが所有する畑の中でも最も低い標高(250m)の南向きの砂質の場所にあり、接ぎ木されていない樹齢50年を超えるモーザックは完熟を待って収穫(10月10~11日)、週2回のバトナージュを施しながらオークの古樽で7か月間熟成させます。ミモザやアカシアの花、白桃などのアロマティックな香り、蜂蜜やスパイスの香りをまとったフレッシュでクリーンな果実味は驚くほど凝縮されています。
ぶどう品種 | モーザック100% |
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サイズ | 750ML |
タイプ | 白ワイン |
生産者 | Château Rives-Blanques |
生産地域 | LANGUEDOC ROUSSILLON |